グラフの各数値計算方法

《テストの5教科平均点》は、一番最近のテストの平均点を記入しましょう。

《得意科目数》の欄には、英語・数学・国語・理科・社会の5教科のうち、得意な科目の数を記入します。 (小学校や中学校、また学年や学科などで教科の数は変わります。 グラフの最大値は5になっていますが、各々の環境に合わせて教科数の最大値は変更して下さい)

上記の二つはすぐに自分の数値がわかると思います。少し計算が必要だったりするのがその他の項目です。
では、《学校外時間の勉強比率》《学校外時間のその他比率》《目標達成率》の各数値の算出方法を、例を交えてみていきましょう。

家庭学習や塾など、放課後~寝るまでの間にした授業以外の勉強の割合が《学校外時間の勉強比率》です。
そして、授業終了から寝るまでの間の勉強以外に費やした時間が《学校外時間のその他比率》です。
また《計画達成率》とは、自分が立てた計画通りに実行することが出来たかどうかです。

これらの数値を出すことは、自らの学習状況を再認識するのに役立ちます。1日づつではなく、1週間の平均で計算してみましょう。

それでは、まずは学校外時間を出してみましょう。月曜日~金曜日の学校が終わってから寝るまでの時間の合計を出します。

(例)1日約4時間 × 5日分 = 約20時間

次に、土曜日・日曜日の自由時間の合計を出しましょう。

(例)1日約10時間 × 2日分 = 約20時間

最後にこの2つの時間を足します。

(例)約20時間 + 約20時間 = 約40時間

この40時間というのが、おおよその1週間の学校外時間(1週間の自由時間)です。
では次に、一週間分の授業以外の勉強時間を計算してみましょう。家庭学習や塾で勉強した時間です。
部活をやっている人や塾に通っている人、家で勉強しているという人や遊んでしまったという人、様々だと思います。授業以外の1週間の合計勉強時間が出たら、最初に計算した学校外時間(例文の40時間)から勉強時間分を引いてみましょう。
それが、学校外で勉強以外に費やした時間です。

例えば、上記例文の学校外時間40時間の人が塾や家で1週間で30時間勉強した場合、

(30÷40)×10の【7.5】です。
《学校外時間のその他比率》は、10から勉強比率の7.5を引いた【2.5】です。

すなわち、
(1週間で勉強した時間 ÷ 1週間の自由時間)×10=《学校外時間の勉強比率》
10?《学校外時間の勉強比率》=《学校外時間のその他比率》
ということです。

これで、《学校外時間の勉強比率》と《学校外時間のその他比率》の数値は出たと思います。最後は《計画達成率》です。

一番曖昧で数値にしづらいのですが、ちょうど半分の【50%】を基準に考えてみましょう。『計画していた通りに勉強することが出来た・テストの点が取れた』という気持ちと、その反対の『思った通りに勉強できなかった・テストの点が目標に届かなかった』という気持ち、どちらの方が大きいですか?

前者の場合は50%以上、後者の場合は50%以下と、まず大まかに判断します。
そこから、
「勉強時間は予定通りだけどテストの点が目標以下の科目があるから60%かな」
「勉強が全然計画通りに進まなかったし、試験の点が前回より下がってしまったから30%だな」
と、細分化していきます。この項目には明確な基準がありません。それ故に厳しくつけ過ぎたり、逆に自分に甘く緩い数値にならないよう、気をつけましょう。

では、全ての数値が出たところで、五角形のグラフに当てはめてみましょう!