不登校の原因は?正しい対処法をご紹介します!

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不登校の原因は?正しい対処法をご紹介します!

お子さんが不登校になってしまったとき、その原因を知りたいと思うのは親として当然のことです。今回は、不登校になる原因とともに、親として不登校の子どもに対する接し方や、適した勉強方法のススメまで、正しい対処法を詳しくお伝えします。

不登校とは?不登校の原因と隠れた病気について

不登校とは?

文部科学省の調査では、「不登校児童生徒」とは「何らかの心理的、情緒的、身体的あるいは社会的要因・背景により、登校しないあるいはしたくともできない状況にあるために年間30日以上欠席した者のうち、病気や経済的な理由による者を除いたもの」と定義しています。

引用:http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/futoukou/03070701/002.pdf

不登校の現状

文部科学省は、平成28年度の「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」(出典:http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/29/10/__icsFiles/afieldfile/2017/10/26/1397646_001.pdf)で、1千人当たりの小中学校の不登校児童生徒数が、調査を開始した10年度以降で過去最多の13.5人(前年度12.6人)に上ったことを公表しました。不登校の小学生は1千人当たり4.8人(総数3万1151人)、中学生は30.1人(総数10万3247人)だったということです。

不登校の要因としては、「不安」が31.1%で最も多く、次いで「無気力」の30.2%で、「不安」に関する内訳ではいじめ以外の友人関係や家庭の事情が多くなっていました。

特に中学生の不登校は、およそ33人に1人の割合となっており、クラスに1人の割合と言えます。そのため、不登校はどの子にも起こりうることであり、決して特別なことではありません。

隠れた病気による不登校

不登校は病気による欠席を除くとなっていますが、実はストレスが原因となっておこる病気が隠れている場合もあります。ここではその病気についていくつか紹介します。

過敏性腸症候群

血液検査や内視鏡検査でも異常が見つからないにも関わらず、お腹の痛みや不快感に下痢や便秘を伴う症状が続く病気。ストレスで症状が悪化するとされています。

起立性調節障害

めまいや立ちくらみ、朝起きられないなどの症状が一番多く見られ、人によっては動悸や頭痛、食欲不振、倦怠感などを伴う自律神経失調症の一種と考えられています。

うつ病

精神的ストレスや身体的ストレスが重なるなど、様々な理由から脳の機能障害が起き、眠れない、食欲がない、1日中気分が落ち込んでいるなどの症状が続きます。

不登校になる主な原因やきっかけ

思春期特有の心の問題

心とからだの不一致

思春期は心とからだが急速に発達する時期です。そのスピードに追い付くことが出来ず、成長することでおこる変化を肯定的に受け止められない場合は、精神状態がとても不安定になります。

不安や衝動

思春期は、自分の考えを持つようになり、自立心が急速に高まる時期です。そのため、周りの大人に反抗的になったり、刺激を求めて衝動的になったりすることがあります。一方で、自信のなさから不安な感情が大きくなり、傷つきやすくなります。

人の目が気になる

思春期になると、自意識が高まり人の目や評価を気にするようになります。自分の行動や発言、容姿、服装など、他人からどう思われているかということばかりが気になり、疲れてしまうことがあります。

学校の問題

人間関係の複雑化

年齢、学年があがるにつれ、部活動や塾など、人間関係が複雑になっていきます。人間関係が複雑になり、気を遣う場面が増えたことが原因で、学校を休みがちになってしまう場合があります。

いじめ

社会問題になっているいじめですが、文部科学省の調査によると実際にはいじめが原因で不登校になっている生徒児童の数よりも、「いじめを除く友人関係をめぐる問題」が不登校の要因となっている生徒児童の数のほうがはるかに多くなっていることがわかります。
(参考:http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/siryo/__icsFiles/afieldfile/2017/12/22/1399789_7.pdf

しかし、学校側でいじめと認定されていないだけで実際はもっと多い数だと考えられています。些細なことでいじめに発展してしまうことが多いのが現状です。いじめは人間不信や対人恐怖にも陥ってしまうため、慎重に対応する必要があります。

学校の授業についていくことができない

特に中学生になると、小学生のころとは違って、各科目の難易度が格段にあがり、学ぶ内容も増えます。それに伴って授業のスピードも速くなります。小学生のときは優等生だったにも関わらず、中学生になると学校の授業についていくことができずに成績が悪化し、落ち込んでしまうことも多いのです。

思うように成果がでない

定期テストや部活動など、優劣をつけられる場面が多くなる中で、頑張っても思うように成果がでないことが続いてしまうと、その先にやりがいや楽しさが見いだせず、無気力な状態になってしまうことがあります。

人間関係の問題

友人間の人間関係の問題

人間関係は大人でも難しいと感じることがありますが、学校が1つの社会となっている子どもたちにとってはより複雑な問題です。思春期は、友達の優先順位がとても高い傾向にあります。そのため、ちょっとしたトラブルで関係が上手くいかなくなると、思い詰めて学校に行きづらくなってしまいます。

親子間の人間関係、家庭環境の問題

離婚や再婚、死別などどうしても避けられない家庭環境の変化が起こることはある程度は仕方がありません。しかしそういったことで子どもの心に大きなダメージを与えてしまうのは事実です。また、親自身のストレスが大きいことで、無意識に子どもにあたってしまい、子ども自身もストレスを感じ、学校や家族との関わりを避けるようになる場合が多いのです。

不登校の子どもに親はどう接するべきか

夫婦間の接し方

実際に夫婦間の仲が悪いと不登校になりやすいといわれています。両親が喧嘩ばかりしていると、子どもは家でも休まる場所がなく、勉強や部活を頑張る気力が湧きません。夫婦間の接し方がもたらす家庭環境が、子どもに影響することをよく理解しておく必要があります。

もし夫婦間の不仲が原因で子どもが不登校になってしまったと思われる場合、夫婦間の問題を解決することに集中したほうがよいでしょう。また、片方に任せきりではなく、お互い当事者として解決に取り組みましょう。子どもが安心して過ごせる環境を作ってあげることが重要です。

子どもに対する接し方

夫婦間で方針を一致させる

夫婦間で全ての考えが一致しないことは当然のことかもしれませんが、不登校のことも含め、重要なことに関しては、夫婦間で方針を一致させておくことが必要です。父親と母親で言われることが異なると、子どもは混乱してしまいます。

子どもに関心を向ける

子どもは、愛されている、大切に思われていると感じると、外の世界に向かう勇気が持てるようになります。親子の会話を大切にし、しっかりと子どもに関心を向けるようにしましょう。

プレッシャーをかけない

子どもへの過度な期待は、プレッシャーを与えてしまいます。出来ていないことを責めるのではなく、出来ている面や良いところを褒めることによって子どもの自己肯定感は生まれます。子どもへプレッシャーを与えるのではなく、子どもの自己肯定感を生むような声掛けを心がけましょう。

コミュニケーションをとる

子どもと日頃からコミュニケーションをとることが何より大切です。一方的にではなく、子どもの話にも耳を傾けましょう。日頃からコミュニケーションをとっていることで、ちょっとした子どもの異変にもいち早く気づくことができるかもしれません。

不登校の子どもの勉強方法について

なぜ塾だとダメなのか

お子さんが不登校になってしまったとき、勉強面のことも心配になるかと思います。学校に行って勉強が出来ないのであれば、塾に行かせて勉強させようと考える方も多いでしょう。しかし、よく考えてください。学校に行けていないのにも関わらず、塾に通い続けることができるのでしょうか。親としては塾に行って勉強してほしいという気持ちが強いかもしれませんが、その気持ちが強すぎるとかえって不登校が悪化してしまう原因になります。

まずは不登校の状況を改善することを優先させてください。もし、お子さんの勉強のサポートをしたくて塾に通わせることを検討されているのであれば、塾よりも家庭教師をおすすめします。

不登校の子どもに家庭教師が向いている理由

無理なく家庭外との関わりが持てる

不登校の子どもに必要なのは、少しでも家庭外との関わりを持つことです。家庭教師は、先生が自宅に来てくれるため、無理なく家庭外との関わりを持つことができます。

タイプや性別などを考慮して講師を選ぶことが出来る

家庭教師派遣会社などには、たくさんの先生が在籍しています。あらかじめお子さんの性格や特徴を把握したうえで、講師が紹介されます。万が一、先生との相性がよくなかった場合は、すぐに交代してもらうこともできます。

進学率が高い

しっかりと進学についての相談もすることができます。通信制高校や高卒認定試験のサポートを行っているところもあります。学校のフォローや高校卒業の手助け、進学、就職のサポートまで、親身になって対応してくれます。

メンタルサポートも行っている

不登校の要因としては、学習面よりも、メンタル面が大きく関わっている場合のほうが多い傾向にあります。他人に対して心を閉ざしてしまったお子さんには、ゲームや好きなアイドルの話など、様々な角度からアプローチし、コミュニケーションをとることからはじめることができます。また、学校や親御さんとの間に第三者が介入することによって、お子さんの気持ちが楽になることもあります。

経験豊富な講師陣の中から選ぶことが出来る

不登校コースを持つ家庭教師派遣会社であれば、不登校コース専門のスタッフ、講師が数多く在籍しています。不登校のお子さんを数多くみてきているからこそ、安心して任せることが出来ます。

一人一人の状況を考慮して対応できる

一言で不登校といっても、一人一人の置かれた状況は様々です。家庭教師派遣会社の不登校コースは、柔軟な個別のコース設定が可能です。学校に通えるようになりたい、遅れている学習を取り戻したい、進路について相談したいなど、一人一人の目標に応じて対応することが出来ます。

不登校の原因と対処法のまとめ

不登校の原因は様々

不登校の原因は、思春期特有の心の問題や学校の問題、また友人間、親子間などの人間関係など様々な原因があります。

家庭環境や子どもへの接し方が重要

夫婦間の不仲も子どもにとって大きな影響を与えてしまいます。お互いが当事者として問題解決に取り組み、子どもが安心して過ごせる家庭環境を作ってあげることが必要です。また、子どもにプレッシャーを与えすぎず、子どもが親から愛されている、大切に思われていると感じることができるような接し方や声掛けを心がけることが重要です。

勉強面が心配ならメンタルサポートもしてくれる家庭教師がおすすめ

不登校は、原因が人それぞれであり複雑です。お子さんが不登校になってしまったら、勉強面も心配になる気持ちはわかりますが、無理に塾に通わせることはおすすめできません。マンツーマンの家庭教師であれば、経験豊富なスタッフや教師陣が勉強面だけではなく、メンタル面のサポートまで個別に対応してくれます。

また、不登校コースをもつ家庭教師派遣会社であれば、親御さんにも子どもとの接し方などをアドバイスしてくれるところもあります。勉強勉強と焦らずに、まずはお子さんとの接し方を見直し、サポートが必要な場合は、家庭教師を検討することをおすすめします。

以上、不登校の原因と対処法についてお伝えしました。

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