運動部必見!部活動と勉強を両立させるには?

2018年10月5日
[2019年10月18日 更新]

運動部必見!部活動と勉強を両立させるには?

運動部必見!部活動と勉強を両立させるには?

部活で毎日疲れて帰ってくるお子さまを見て、部活と勉強の両立は無理なのではと悩んでいる保護者さまも多いと思います。決してそんなことはありません!今回は、実際に部活と勉強を両立させている人の勉強方法のコツから周囲のサポートの仕方まで詳しくお伝えします。

部活動と勉強の両立は無理?

勉強と部活が両立できない理由

運動部のハードな練習で疲れてしまう

特に運動部は練習がハードで、家に帰ると疲れきっていて勉強がなかなか手につかないという場合があります。また、休日も練習試合などで部活の休みがなく、勉強との両立が難しいのです。

塾に通う時間が作れない

成績が下がってきたので塾に通おうと思っても、部活の休みがほとんどないため、塾に通う時間を作ることができないという人も多いでしょう。

勉強することを諦めてしまう

部活動と勉強の両立が難しいと感じ、両立を諦めてしまうお子さまが多いのが現状です。そのとき大抵のお子さまは部活を諦めるのではなく、勉強することを諦めてしまうのです。

睡魔に勝つことができない

部活動と勉強の両立で、一番の壁となるのは睡魔です。部活を頑張って家に帰ってくると、必ずといっていいほど睡魔に襲われます。この睡魔に勝つことができず、勉強をせずに寝てしまう場合も多いのです。

時間があってもダラダラと過ごしてしまう

家に帰ってきて勉強を始めるまでに、テレビを見たり、携帯をいじっていたりダラダラと過ごしていないでしょうか。たとえ勉強にあてる時間があっても、どうしてもダラダラと過ごしてしまい、勉強する時間がないと嘆いているお子さまも多いでしょう。

部活を辞めたら勉強はできるのか?

部活動をしていない子のほうが家庭学習をしていない?!

勉強する時間がとれず、勉強と部活を両立できないのであれば、部活を辞めてその分勉強する時間にあてればいいのではないかと考えると思います。しかし、部活動をしているお子さまよりも、部活動をしていないお子さまのほうが平日に家で家庭学習をしない傾向があるのです。
実際に、私も部活動をしている生徒さん、部活動をしていない生徒さんそれぞれに同じ量の宿題を課すことがよくありましたが、部活動をしていない生徒さんのほうが宿題を終わらせてこないといったケースも多々ありました。

部活動をしている場合、効率的に勉強しようと考える

部活動をしていると、必然的に勉強にあてることのできる時間は、部活動をしていない生徒さんに比べて少なくなります。部活動と勉強を両立させようと頑張るなかで、いかに効率よく勉強するかを考え、たとえ短い時間でもしっかりと身につく勉強法で日々の学習を進めているといえます。

部活動は「自己管理能力を養うためのもの」と捉えよう

部活動は勉強の妨げではなく、「自己管理能力を養うためのもの」と捉えることが大切です。
限られた時間のなかで勉強と両立させるために、家に帰ってから寝るまでの間の物事に優先順位をつけ、効率よく勉強する習慣を身につけることで、受験にも必要な計画的に勉強を進める「自己管理能力」が養われていきます。

実際に部活動をしているお子さまの勉強方法

ここでは、実際に部活動をしているお子さまがどのように勉強を行っているか、4名の生徒さんの勉強方法について紹介します。

部活を始めて最初のころは、とにかく授業中眠くて、全然集中して授業を受けられていない状態でした。
そこで睡眠時間を見直し、とにかく帰宅してからの無駄な時間を削って、睡眠時間にあてるようにしました。授業中は誰よりも集中して聞き、授業中に内容がほとんど理解できるよう努めています。すると限られた時間内での勉強でも、効率よくできるようになりました。
(千葉県・中2男子・野球部)

私は、普段なかなか勉強する時間がとれなかったため、テスト前の部活が休みになる期間にまとめて勉強するという習慣がついてしまっていました。しかしとても効率が悪く、テストの成績もまったくといっていいほどあがりませんでした。
そこで、普段から、朝家を出る前の10分間、学校の休み時間の5分間、夜寝る前の5分間など、隙間時間を活用してこまめに勉強するようにしたら、テスト前の勉強も楽になりました。
(福岡県・中2女子・バスケ部)

家に帰るとどうしてもダラダラとしてしまって勉強時間がなくなっているということに気づき、ダラダラしてしまう原因となっていた漫画やゲームを自分の目の届かないところに置くようにし、誘惑に負けないようにしています。これは自分にはとても効果的で、平日は漫画やゲームを手にとることなく、勉強時間を確保することができています。
(宮崎県・中1男子・サッカー部)

私は、部活仲間で勉強との両立に悩んでいる友達がいたので、数人で相談して一緒に勉強する時間を作るようにしました。
主に学校での昼休みや、部活が休みの日にみんなで集まって、問題を出しあったり、解らないところを教えあったりして、勉強への意欲を高めあっています。
(秋田県・中2女子・吹奏楽部)

部活動と勉強を両立させるには

時間をうまく活用しよう

自分が勉強に集中できる時間帯を見つける

夜か朝か、自分が勉強をするのに適した時間帯を見つけることが大切です。
できれば朝のほうがおすすめです。日中の記憶は夜寝ている間に整理され、疲れのとれた1日の中で1番フレッシュな状態の脳で勉強することができます。

短期集中して勉強をする

疲れている状態でダラダラと勉強するのではなく、勉強する時間を何時から何時と決めて集中して勉強に取り組んでみましょう。勉強する時間を設定してアラームをかけて行うのが効果的です。

隙間時間を活用して勉強する

テスト前などにまとめて一気に勉強するよりも、隙間時間を活用して勉強したほうが効率的です。学校での休み時間や、帰宅して夕食までのわずかな時間など、隙間時間を徹底的に活用して勉強しましょう。

「無駄な時間は減らす」という意識を持つ

朝起きてからダラダラとテレビを見ている時間、帰宅してから携帯をいじっている時間など、それは無駄な時間ではないでしょうか。
1日は誰しもが24時間と決まっています。そのなかで部活動と勉強を両立させるためには、「無駄な時間は減らす」という意識を常に持ち、勉強にあてることが必要です。

眠気と上手く付き合おう

どうしても眠いときは仮眠をとる

どうしても眠いとき、仮眠をとることはとても効果的です。仮眠をとる際は最大15分間にしておきましょう。
15分を越えると逆に眠くなってしまうホルモンがでてきてしまいます。15分間のタイマーをかけて、ベッドや机の上で仮眠するようにしましょう。

教科書や問題を声に出して読む

眠くなったとき、教科書や問題を声に出して読むことも効果があります。黙読に比べ、音読は声を耳で聞きながら読むため、視覚と聴覚の両方を刺激し、脳の活性化につながります。
音読することは、脳内への記憶もとどめやすくなるためおすすめです。

ポイントを押さえて予習、復習をしよう

少しでも、次回の授業範囲を読んでおく

予習として、少しでも次回の授業範囲を読んでおき、ここは読んでもよく解らないという部分に印をつけておきます。実際の授業でその部分を特に注意して聞くようにすると、理解が深まります。

復習は授業で解らなかった点に絞って行う

限られた時間のなかで、授業内容全てを復習する必要はありません。その日の授業で解らなかったと感じた部分に絞って復習すればOKです。
復習ノートを1冊つくっておけば、自分の苦手をまとめたノートができあがるため、テスト前などに見直すことで効率よく勉強することができます。

部活の仲間と一緒に勉強に対する意識を高めよう

一緒に勉強する時間を作る

同じ条件の下で頑張っている部活仲間と一緒に勉強する時間を作りましょう。
自分と同じ部活なのに、効率よく勉強している仲間もいるはずです。お互いによいところは学び合いながら勉強に対する意識を高めていくことができます。

お互いに競いながら勉強を進める

部活内ではお互いに競いながら練習をしていると思いますが、勉強においても競いながら進めてみましょう。日々の小テストや1日の勉強時間など、部活の仲間と競争しながら行うことでさらに勉強に対する意識が高まるでしょう。

部活動と勉強を両立させるには周囲のサポートも大切

親のサポート

部活を始める前に約束をしておく

部活を始める前に、もし成績が下がってしまったら部活よりも勉強を優先することを約束しておくことが必要です。
部活を頑張ることももちろん大切ですが、部活を頑張りすぎて勉強がおろそかになってしまうと、成績は下がるいっぽうです。そうならないために、場合によっては勉強を優先させることも必要だということをお子さまにしっかりと伝えておきましょう。

部活動と勉強を両立することで得られることの大切さを伝える

部活動をしていれば、運動部であれば体を鍛えることができます。先輩との上下関係など人間関係を学ぶこともできます。部活動をしていると、勉強する時間が限られるため、集中して効率よく勉強するお子さまも多いのです。これらは、勉強と部活を両立しているからこそ得られるものといえるでしょう。
また、試験やプレッシャーに打ち勝つ気持ち、一発勝負の試験に勝つことなど、受験に必要な精神力を身につけることもできるでしょう。最終的には、勉強と部活の両立を成し遂げることで、達成感を持って、未練を残さずに受験勉強に取り組むことができます。

学校の授業に集中できる体づくりをサポートする

部活をしているとそれだけ体力も消耗します。朝ご飯をしっかり食べさせたり、バランスのいい献立を心がけたり、学校の授業に集中できるよう、お子さまの体づくりをサポートしてあげましょう。

家庭教師のサポート

勉強と部活の両立をサポートするときに、塾に通う時間の確保が難しい場合、家庭教師を利用することも考えてみましょう。親のサポート以外に家庭教師にもサポートできることがあるため、以下に家庭教師を利用する際のメリットをいくつか紹介します。

通塾時間を省くことができる

家庭教師は自宅に先生が来てくれるため、塾のように教室まで通う必要がなく、通塾時間を省くことができます。

学習計画を一緒に立ててもらうことができる

家庭教師は勉強で解らないところを教えてくれるだけでなく、1人ではなかなかうまくいかない指導日以外の学習計画も一緒に立ててくれます。
先生が自宅に来ない日も、学習計画に沿って勉強を進めることができるようにサポートしてくれます。

一人ひとりに合わせた指導で、勉強の習慣を身につけることができる

家庭教師は、集団塾のように大勢を一斉指導するのではなく、お子さま一人ひとりに合ったカリキュラムで指導を行います。個人の状況を考慮してくれるため、個人に応じた勉強量で指導し、無理なく勉強の習慣を身につけることができます。

相性のいい先生を紹介してもらうことができる

塾は基本的に決まった先生の指導となりますが、家庭教師派遣会社の場合、はじめに体験学習を行い、お子さまの学力状況や性格などを把握したうえで、お子さまに合った先生を紹介します。
万が一、先生と相性が合わなかった場合はすぐに別の先生に交代してもらうことができるので安心です。

勉強方法のコツを教わることができる

家庭教師は塾と異なり、完全マンツーマンでの指導となるため、しっかり生徒さんと向き合って会話をし、勉強に関するさまざまなアドバイスもしてもらうことができます。
先生自身のこれまでの経験から、直接勉強のコツや時間の使い方など、効率よく勉強できる方法を教わることができます。

学生家庭教師会でも、勉強と部活を両立させながら頑張っている生徒さんが大勢います。
指導経験豊富なスタッフ・教師陣が数多く在籍していますので、どんな小さなお悩みでもお気軽にご相談ください。

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部活動と勉強を両立するメリットはたくさん!周囲のサポートで両立を成功させよう!

部活動と勉強を両立することで得られるメリットはたくさんあります。両立を成功させるためにはまず目標を立てて勉強を進めることです。

1人で頑張るのではなく、親や家庭教師などのサポートで部活動と勉強の両立はできます。きっと部活動をやっていてよかったと胸を張って言える日がくることでしょう。

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