効率の良いオススメ勉強法とは?

2018年7月18日
[2020年7月22日 更新]

効率のよい勉強の仕方を身につけよう

〜 もっと効率的に勉強したい方やその保護者さまへ 〜

教務スタッフの久積です。

「自分なりの勉強法で勉強しているけれど、もっといい方法はないだろうか」
「出された宿題をただこなすだけで、本当に身についているのかわからない」

こんな悩みを持っている方は多いのではないでしょうか。
共通するのは、「勉強の仕方がわからない」という悩みです。

そこで今回は、集中力を持たせながら効率のよい「勉強の仕方」を身につけるための方法をご紹介します。

効率的に勉強する方法 5選

以下に、おすすめの勉強法を5つご紹介します。
すべてを実践してみる必要はありません。まずは自分に合った方法を1つ取り入れてみることからはじめてみてください。

❶ 1時間勉強をして、5分間復習をする

人間は忘れる生き物だとよく言われますよね。
心理学者ヘルマン・エビングハウスが導いた曲線である「エビングハウスの忘却曲線」によると、人は20分後には42%を忘却し、1時間後には56%を忘却し、1日後には74%を忘却すると言われています。そのため、きちんと復習をしなければ、せっかく学んだことも時間とともにほとんど忘れてしまいます。
そのため時間をあけて継続的に復習を重ね、記憶を脳へしっかりと定着させてあげなければなりません。

例えば1時間勉強をしたら、5分間学んだことを復習する。1日後には全体をまとめて復習をする、といったように記憶が忘れられるタイミングを押さえて復習をするとよいでしょう。
一度勉強をしてそのままにするのではなく、きちんと記憶を定着させるためにも定期的に復習をすることが大切です。

❷ インプットとアウトプットを使い分ける

どんなに教科書や参考書を見て覚えても、アウトプットして実際に使ってみなければ、覚えた知識を自分のものにできません。
試験が終わった後に、「あの問題を見たことはあるのに、解き方がわからなかった」という経験はありませんか?私自身、学生時代によく経験しました……。
インプットはしているのに、きちんとアウトプットができていないために、自分の知識として身につけることができず、このようなことが起こってしまうのです。
頭に知識を入れたら、その知識を使いこなせるまで何度も問題演習を行い、アウトプットを重ねていくことが必要です。

インプットする際のおすすめ勉強法

インプットする時間を短縮するためには、自分に必要な知識の情報が多い参考書を選んで勉強することです。まずは1冊に限定して勉強を進めてみましょう。1回で正解できた問題には○、2回目で正解できた問題には△、何度も間違った問題には×などの印をつけながら進めると、見直しを行う際もスムーズに取り組むことができるでしょう。

また、特に国語や英語の勉強に関して効果的なのが、音読しながら学習することです。
教科書や参考書を音読することで、黙読しながら勉強するよりも勉強の効果が高まることが脳科学的にも証明されているそうです。音読学習には、勉強の内容に集中できたり、長期記憶に残りやすかったりするというメリットがありますので、ぜひ試してみてください。

アウトプットする際のおすすめ勉強法

アウトプットにもっとも効果的な方法は、実際にテスト形式の問題を解いていくことでしょう。いくら頑張ってインプットしても、実際の試験で実力が発揮されないと結果はでません。問題を解き終わった後は、しっかりと解答・解説を読んで理解するよう努めましょう。

また、テスト勉強や受験勉強の際に、友達に教えるという方法もおすすめです。
解らないところを相手に教えることで、どうすればわかりやすく説明できるかを考えることになります。そのため、なんとなくわかっていたつもりの問題でも、理解を深めることにつながります。

❸ ゲームのように楽しみながら勉強する

一人で計算をしたり暗記をしたりしていても、どうしても集中力が持たない、身が入らないという場合もあるかと思います。その場合は、ゲームのようにして勉強するのがおすすめです。
例えば、九九の問題を友達と出し合ってどれだけ速く言えるかを競ったり、お互いに問題を出しあったりするのもよいでしょう。他にも、一人で勉強をする場合には単語を語呂合わせで覚えたり、音楽や歌に合わせて勉強したりする方法もあります。

保護者さまも、お子さまがなかなか勉強に集中できていないようでしたら、問題を出してあげるなどしてサポートしてみることをおすすめします。

❹ スキマ時間を利用する

部活や習い事などで忙しく、まとまった時間がとれなかったり、長時間集中することが苦手だったりする方には特におすすめな方法です。
通学で電車やバスに乗っている時間や、食事の前後や寝る前の少しの時間、予定までに少し時間ができてしまった時など、些細な時間に勉強することを意識しましょう。「塵も積もれば山となる」です。
まずは常に参考書を持ち歩くことから始め、小まめに開く習慣をつけましょう。

❺ 聴覚も使って勉強する

暗記したい単語帳を作って自宅勉強中や移動中に繰り返し見たり、単語などを覚える時に目だけを使って視覚から覚えるお子さまが多いと思います。実は視覚だけではなく、耳も使う勉強の仕方がおすすめです。
視覚にプラスして声を出したりCDを聞いたりして、聴覚も使って覚えることで複数の感覚を使うためより効果的に覚えることができます。自宅などで声を出せる時は、ノートや単語帳を見ると同時に声にも出してみましょう。
普段と違う勉強の仕方を試すことで、新鮮な気持ちで勉強に臨むことができ、やる気に繋がることもあります。

家庭教師なら、知識の定着を目的とした指導も行えます。

「効率的に勉強する方法 5選」を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
自分に合った勉強の仕方を身につけることで、短時間で集中して勉強に取り組むことができます。様々な勉強の仕方を試してみてくださいね。

学生家庭教師会では、実践で使える知識の定着を目的として、「繰り返し学習」を行っています。
ただし、単純作業のように繰り返し学習をするのではなく、解くたびにどんどん理解が深まるような指導を行っており、お子さまが飽きてしまうことが無いよう指導をしております。

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