塾に行っているが成果が出ない

質問者

週に3日も塾に通っているのに、成績が全く上がりません。うちの子には塾の授業が合わないのでしょうか?

まずは授業形態をチェック!

塾に行っているが成果が出ない

塾によって様々な授業形態がありますので、まずは授業形態が適しているかを判断する必要があります。

進学塾

高校受験や大学受験での試験に向けた対策をメインで行う塾。中学3年生や高校3年生の生徒がメインの授業であるため、学校の内申点対策や授業の補修が必要な生徒には向きません。 学校の成績には特に問題なく、受験に集中した授業が必要な生徒には適した授業形態です。

補習塾

受験対策よりも学校の定期テスト対策がメインの塾。主に学校で今習っている単元の補習や練習問題と解説が中心の授業になるため、高校受験や大学受験といった受験対策には向きません。また、今の学年の授業が中心となるため、学年をさかのぼった復習が必要な生徒にとっては、塾の授業が難しくついていけない可能性もあります。

個別指導塾

塾での指導時間の多くを、練習問題を解く事に割く塾が多いようです。完全なマンツーマン指導であっても、2対1や3対1などの指導方法を踏襲していると、練習問題をたくさん解いて、解説を加えるタイプの授業になりがちです。基本の授業内容を理解している上でこの方法であれば適していますが、基礎からのやり直しが必要であれば、練習よりも先に知識を備える事が重要です。

ですから 、基礎の授業内容は把握できていて、さらに前学年までの復習ができている状態であれば、あとは練習を積み重ねるだけですから、このような授業形態も適していると思われます。

家庭教師の指導であれば、生徒ひとりひとりの習熟度に合わせ、さまざまな授業形態を提案する事が可能です。

まとめ

  • 進学塾、補習塾、個別指導塾は、それぞれ授業形態や特徴が異なる
  • 進学塾、補習塾、個別指導塾は、生徒によって向き不向きがある
  • 家庭教師は、生徒ひとりひとりの習熟度に合わせ、さまざまな授業形態を提案できる

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